山道生体主導型インプラント

歯科インプラント治療は、皆様ご存知の様に顎骨にチタン性のネジを埋め込み、その上に被せ物を取り付け、失った咀嚼能力を回復する治療です。インプラント埋入の手術方法は現在に至るまで、骨のあるところにインプラント体を入れる外科主導型、被せ物のあるべき場所からインプラントを入れる位置を割り出す補綴主導型へと歴史が進んで参りました。

当院では、2000例以上のCTデータの解析から、自分の歯の本来あるべき位置割り出し、失われた骨組織と軟組織を今まで存在した状態、機能的な状態まで回復した上でインプラント埋入手術を行い、患者様本来の顎口腔系の機能を最大限に発揮できる山道生体主導型インプラントを展開しております

“天然の歯に近い感覚を取り戻す”生体主導型インプラント治療とは?

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第1の歯は、私たち人間は、生まれて6ヶ月くらいたつと乳歯がはえてきます。第2の歯は、6歳前後からはえてくる永久歯のことです。インプラントは歯のなくなったところに植える「第3の歯」。インプラントは噛む力や耐久性が天然の歯に近く、 自然の歯と同じように使え、”第二の永久歯”といわれています。

「インプラント」とは、何かを「埋める」ことを意味する言葉で、医学の世界では整形外科の人工関節などを骨に埋め込む治療で多くの実績がある治療法です。歯を失ってしまった、抜けてしまったなどの状態の際に、人工の歯を埋め込む治療のことを指します。インプラント治療は、歯を失った場合の最良の治療法として近年注目を集めています。

インプラント治療は、欠損部分だけを補うことが出来るため、両隣の歯を削る必要がなく、歯を長持ちさせることが可能です。

骨との親和性の高いチタン金属の人工歯根を利用することにより、自分の歯と同じような感覚で食事を摂ることが可能になります。インプラントに使用するチタンはもっともアレルギーが出にくく、生体親和性の高い金属です。親和性が高いというのは骨にくっつきやすいということを意味します。それゆえ、インプラント術後は、天然の歯に近い感覚で(まるで新しい歯がはえてきたかのように)、食事ができるようになるわけです。 最後に歯が失われた場合でも、第3の歯と言われているインプラントは、歯と歯肉の再生により若い頃の状態に戻し、審美的に優れた機能回復ができます。

インプラント治療 成功の秘訣

インプラント治療では下記の点に留意する必要があります。

  • 治療を受ける歯科医院
  • 治療を行う歯科医師
  • 適切なインプラントの材料の選択

上記3点です。これらの選択次第で結果が大きく変わってきます。

山道歯科医院の治療体制

インプラント治療では、歯科医師のみならず、上部構造(人工歯)を製作する技工士の専門的知識と豊かな経験、そして高い技術が必要不可欠です。
特にインプラントの埋め込み手術を行う外科担当医は専門医でなければなりません。

欧米では外科担当医と補綴担当医(上部構造及び噛み合わせを担当)が分かれているのが一般的です。
当院では、欧米と同様、専門医制度を取り入れ、加えて各分野におけるスペシャリストとのコラボレーションによる質の高い治療を提供しております。

Dr.山道は国際インプラント学会(ICOI)の指導医※1

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国際インプラント学会指導医、IPOIの指導医でもある当院のDr.山道による治療で確かな技術と知識で患者様に治療を施します。

Dr.山道は各国で講演会や臨床セミナーを開催しており、ICOI専門医・指導医として、世界規模で症例を発表しています。 
歯科用CTの中で唯一被ばく線量の公開されている(一回の照射につき73μSV)、KaVo社の歯科用CTを導入し、3D画像解析をもとに歯根や歯槽骨の診査診断を行っています。

CT画像は、一方向からしか観察できなかった今までのX線写真とは異なり、歯根や歯槽骨の状態をあらゆる方向から患者様と共に観察することができます。 
インプラント治療や歯周病の骨の再生治療など高度な治療には、CT画像による診査診断は欠かせません。
また、撮影時間は約10秒と短く、被爆量は一般のCT撮影機の1/200程度で身体に影響を与えることはほとんどありません。 

当医院は、インプラント治療を行うための完全個室のオペ室を完備しております。
清潔域と不潔域を完全に分け、独立した無菌室での治療ですので安心してインプラント手術をお受けいただけます。

※1 インプラント認定医とは?

学会の認めた、学術大会、研修会、講習会に参加し、インプラント医療に関し、適切かつ十分な学識と経験を有する医師に交付されます。すべてクリアしている場合、認定医となります。
<インプラント指導医とは、認定医となり、さらに深い学識と技能を有する医師に交付されるもの。認定医兼指導医として登録されます。

インプラント治療全ての過程にこだわる、施術者の知識と技術。

インプラントは主にチタンという生態親和性の高い金属で作られています。
しかし、どのチタンでも同じというわけではなく、チタン合金や純チタン、HA吹き付けインプラント、プラズマコーティングなど、数ある種類の中にも骨と結合し易い物や、そうでない物、一見良さそうに見えて長期(20年程度)で見るとあまり成績のよくない物、そもそも開発されてから時間の経過が無く、現時点での科学的エビデンスのみで判定している物、全て含めてインプラントと呼ばれています。

当院では使用するインプラントの材質は、当院で1990年初頭より蓄積した長期経過症例に基づいたインプラントを患者さんの状態に合わせてセレクトしています。このような当院で蓄積してきたデータは現代のインプラント治療を構築する科学的エビデンスの一部として、米国歯周病学会機関紙(1920年より発刊)などの歴史の古い海外文献に多数掲載されており、世界のインプラント治療の潮流を形成してきた世界基準の標準的な知見として広く知られています。

山道信之の著書

そのようなことから、どのインプラントメーカーが良いとか、シェアがNo1だから安全・安心と言うような、そのような単純な問題では無いと考えています。インプラント治療に一番大切なことはまず第一に、その人の骨に適した材料を選択することです。そして、言わずもがな、それを診断する能力、経験、最終補綴治療まで導く適切な技術、つまり施術者の総合的能力が治療結果を大きく左右します。

適切に埋入されたインプラント体、適切な噛み合わせを得た生体は、インプラントは天然の歯と同じような素晴らしい能力を発揮することができます。当院には30年症例が多数存在しており、60歳で全ての歯をインプラントをした方でも90歳の今でも元気に来院されています。インプラントを埋入した後は、インプラントメインテナンスを行い、治療経過を確認していき、良好な予後へと導いていきます。

治療の流れ

インプラント治療は十分なカウンセリング、診断をした後、患者様との合意の上で治療を開始します。
インプラント治療は次のようなステップで行われます。

  1. カウンセリング

    カウンセリング後、まず、レントゲンなどによる十分な診断を行い、治療の計画についての説明を受けます。

  2. インプラント手術

    歯が抜けた所へインプラントを埋入した後、インプラントがあごの骨にしっかりと固定されるまで、3~6ヶ月待ちます。
    この期間、仮歯もしくは入れ歯を入れますので、日常生活には支障がありません。
    インプラント埋入手術の処置時間は約60分~120分です。その後、約3~6ヶ月間、インプラントが周囲の骨となじむまで、定期的に検診を行います。 そして、インプラントが周囲の骨にしっかり固定されたのち、人工の歯をかぶせます。

  3. 3ヶ月〜6ヶ月後

    インプラントが骨としっかり結合し、安定したので歯肉の上にヘッド部を露出させ、支台装置(アバットメント)をインプラントに取り付けます。
    その後、人工の歯が入るまでの間インプラントの上に仮歯を付けますので、日常生活には支障がありません。
    型をとった後、最終的な人工の歯が入ります。

※骨がやせている場合の手術
骨がやせている場合は、インプラントを埋める前に人工材料を使って骨を作ります。(別途料金)

インプラント治療後は、アフターケアとして正しいブラッシングを行うとともに、半年に一回は定期検診を受けてください。