歯周病で歯がなくなってしまう前に…

歯周病とは、歯垢や歯石がついて歯と歯肉の間にある溝(ポケット)に炎症が起き、歯肉が赤く腫れ、血や膿(うみ)が出る病気のことで、放っておくと骨までも溶かし、最後には歯が抜け落ちてしまう恐ろしいものです。
お口の中に次のような症状が見られるかチェックしてみましょう。

  • 歯と歯肉の境目や歯と歯の間に歯垢がついている
  • 口の中がネバネバする
  • 歯肉が下がり、歯が長くなったように見える
  • 虫歯でもないのに冷たい水がしみる
  • 歯ブラシをかけると歯肉から血が出る
  • 口臭がする
  • 歯肉を指で押すと膿(うみ)が出てくる
  • 歯を指で動かすと、グラグラ動く

以上の症状が一つでもある方は歯周病と思ってください。

歯周病から歯を守るにはどうしたら良いでしょう

歯科医院で受ける予防法

  • 定期的に歯垢・歯石を除去してもらう
  • 歯磨きの指導を受ける
  • 食べカスが詰まるような詰め物、金属冠は入れ替える
  • 噛み合わせの調整を行う
  • 栄養指導を受ける
  • 家庭でできる予防法を指導してもらう

これらの予防をしていても、歯周病になってしまった・・・そんな時はどうしたら良いでしょう。
その場合、以下のような歯周外科療法で治します。

ティッシュエンジニアリングを応用した歯周組織再生治療とインプラント

放っておくと歯周病で抜歯を余儀なくされるような天然歯でも、
歯周組織を再生させる「ティッシュエンジニアリング」という最先端の治療法で、抜歯しなくても済むようになりました。

ティッシュエンジニアリングとは、身体の組織を再生させたり、再生組織を作るための工学的手法のことです。
天然歯を失った歯ぐきがやせ細り、通常インプラントができないような状態でも、患者様ご自身の血液を採取した骨造再生手術に使用(ティッシュエンジニアリング)することにより骨の再生期間が短縮され、インプラント治療が早目にできるようになりました。口腔機能、及び審美性も積極的に回復できます。

当院では9年前からこのティッシュエンジニアリング法を取り入れており、
歯の延命措置に応用することにより良好な結果が得られ、大変喜ばれています。

ティッシュエンジニアリングと歯周組織再生

当院では、骨組織再生・軟組織再生を行う際に、Platelet Rich Fibrinと言われる患者様の自己血由来の血小板を8万倍まで濃縮したMultiple Growth Factorを人工骨とある一定の割合で混合し、欠損部位の骨組織の再生と修復を速やかに達成させます。

一方で、歯周組織再生を行う場合は、Emdogain gel®︎(Straumann, Switzer land)を使用し、抜歯が必要と判断された歯でも限りなく歯を残す様に処置を行います。
当院副院長・山道研介はEmdogain gel®︎の主成分であるAmelogeninの創傷治癒促進効果のメカニズムを解明しました。ご自身の歯を残されたい方はどうぞお気軽にご相談ください。

遠心分離機を用いたPRPの生成

遠心分離機PRPとは、Platelet Rich Plasma(多血小板血漿)の略語で採取した血液の中から濃縮した血小板を取り出した血漿のことです。血小板はそもそも体の細胞の増殖を促進する成長因子があることが発見されていて止血作用とともに血管や組織の修復機転に関与することが解明されています。

レーザーとBiogelを用いた治療

当院ではレーザーとBiogelを用いた歯周病治療を行っており、抗生物質を飲むことなく、歯周病菌を撲滅することが可能です。
Biogelで歯周病菌を染色しそれに反応する光(レーザー)を照射することにより活性酸素を発生させ、菌を殺菌します。
お気軽にご相談ください。

大切な歯を失ってしまったら・・・

自分の大切な歯を歯周病やなんらかの理由で失った場合、人口歯根法(インプラント)という治療法があります。
人間の歯根のかわりに純チタンという金属をアゴの骨に埋め、その上にセラミック又は金属でできた歯を固定するものです。
歯が1本抜けた方から全歯を失った方まで対応できます。
骨造成やインプラントに関する料金は、下記ページの料金表をご確認ください。

インプラントの料金表

治療等の主なリスクや副作用等

歯周病治療は外科処置を伴いますので、術後に腫れたり、痛みを伴うことがあります。個人差もありますが通常であれば、1週間程度、腫れや痛みが持続します。部位により腫れやすい部位や痛みやすい部位がありますので、詳しくは治療計画説明の時にお伝えいたします。

治療開始前の診断

上記説明は例を挙げての治療の説明であり、個々の患者様の状態等により治療の費用、方法や結果が異なります。治療の方針や治療費、治療等の主なリスクや副作用等に関しては治療開始前にご説明しますので、まずは当院まで治療の相談を予約して下さい。