治療概要

患者様
21歳 女性
診察結果
着色、むし歯、上顎両側側切歯の矮小歯に伴う審美障害
治療内容
ホワイトニング、オールセラミックラミネートベニア、レジン修復による審美的回復
治療完了日と治療期間
2019年10月20日(3.5ヶ月)
総治療費
約40万円(税込)
治療後のメンテナンス
通常と同様に半年に1回程度の定期検診(むし歯チェック、歯石除去など)
その他
歯ブラシと歯磨き粉による日常ケアを指導

患者様の相談内容

上顎2番目の歯が生まれつき小さい「矮小歯」をきれいにしたい、とのご希望で来院されました。患者さまはすでに他院にて歯列矯正治療を完了されていました。

  • 矮小歯=生まれつき小さい歯
  • すでに矯正治療終了(矮小歯の治療は矯正治療後が望ましい)

山道歯科の診断

上顎側切歯の矮小歯ですが、他院で矯正治療を行い正常な歯の幅も確保されていたため、通常通りラミネートベニアによる審美治療が適切と判断しました。

また、周囲の歯にむし歯があったため、コンポジットレジンによる修復(ダイレクトボンディング)を併用する方針としました。

全体的に色を明るくしたいとのご希望があったため、オフィスホワイトニング で色調改善を行った後、ラミネートベニア・レジン修復治療を行う流れとなりました。

  • 上顎側切歯は矮小歯の高発部位であり、ラミネートベニアによる審美補綴治療が適応
  • ホワイトニングの希望がある場合、セラミック治療前に行う
  • 小さな範囲はレジン修復、大きな範囲や大きく形を変える場合はセラミックが適応

治療の流れ

前歯の審美治療は、元々の歯並びや色調などの条件の中で、患者さまが「こうなりたい!」という理想に限りなく近づけることを目標として行います。

まずは、カウンセリングを行い、色や形態、笑顔の印象などをご相談しました。今回の患者さまは周りの歯に自然になじんだ歯というご希望で、治療を行っていくこととなりました。

ホワイトニングは3週間に1回、計2回行いました。しばらくは色調が変化する可能性があるため、1ヶ月ほど様子を見て治療を進めていきました。

形成後(型取りの準備が終了)

矮小歯の場合、ご自身の歯はほとんど削らず、表面をならす程度でラミネートベニアを装着するスペースを確保することができます。3回の来院で形を修正していき、納得いただいた時点で形成を行いました。

写真(20枚程度)と型をとった後は、ラミネートベニアができるまでの約2週間仮歯を装着していただきました。

セラミックは色が透けるため、接着剤まで入念に色合わせを行った後、接着して治療が完了しました。

上:治療前 下:治療後
  • オフィスホワイトニング
  • 周囲の歯の虫歯治療
  • 診断用ワックスアップ:模型で形を調整
  • モックアップ:模型で調整した状態をお口の中で再現(この時点では歯を削らずに行う)
  • 形成・印象:お口の中でもモックアップを最終調整し、患者さまの納得された状態に合わせて歯の形を合わせる(この段階で初めて歯を削る)
  • ラミネートベニア装着:試しのセメントで色を確認した後、本装着用のセメントで接着

治療期間終了後

ラミネートベニアは基本的にはご自身の歯と同じようにブラッシングします。
粒子が入った歯磨き粉だと、セラミックを傷つけるリスクがあるため、適切なホームケアを歯科衛生士からお伝えしました。デンタルフロスの使用もおすすめし、練習していただきました。

その後は半年〜1年に一度、通常の歯科検診で受診していただき、チェックしています。

治療等の主なリスクや副作用等

歯のしみやすさは個人差があり、知覚過敏の症状が出る場合があります。また、一見健康に見える歯も隙間や裏側にむし歯ができている場合があり、ラミネートベニアの適応とならないケースもあります。
オフィスホワイトニングは通常3回程度で色調改善しますが、色素の強い方はさらに回数が必要な可能性があります。

治療開始前の診断

上記説明は例を挙げての治療の説明であり、個々の患者様の状態等により治療の費用、方法や結果が異なります。治療の方針や治療費、治療等の主なリスクや副作用等に関しては治療開始前にご説明しますので、まずは当院まで治療の相談を予約して下さい。