2026.07.06
天神でインプラントをご検討の方へ|歯周病専門医が考える「10年後・20年後まで見据えたインプラント治療」
「インプラントを入れる」ことが目的ではありません
「歯を失ってしまった。」
「しっかり噛めるようになりたい。」
「見た目も自然に治したい。」
インプラント治療をご検討される理由は患者さんによってさまざまです。
しかし、私たちはインプラント治療を単に歯を補う治療とは考えていません。
本当に大切なのは、
10年後、20年後、そしてその先も快適に噛み続けられること。
そのためには、インプラントを埋入する技術だけではなく、
- 骨の状態
- 歯ぐきの健康
- 噛み合わせ
- 残っている歯との調和
- 全身の健康状態
- 治療後のメンテナンス
まで含めて総合的に診断する必要があります。
福岡市中央区天神にある山道歯科 国際矯正・インプラントクリニックでは、日本歯周病学会専門医として、「生体主導型歯科」の考え方を大切にしながら、一人ひとりのお口の状態に合わせたインプラント治療をご提案しています。

なぜ同じインプラントでも10年後・20年後に差が生まれるのでしょうか?患者さんからよくいただく質問があります。
「インプラントはどこの歯科医院で受けても同じではないのですか?」
答えは「同じではありません」。
もちろん、現在のインプラントシステムは世界中で高い成功率が報告されています。
しかし、長期的な安定性は、インプラントそのものよりも診断と治療計画によって大きく左右されます。
例えば、
- 骨が十分にあるか
- 歯周病がコントロールされているか
- 強い噛みしめがないか
- 歯ぎしりへの対策は必要か
- 被せ物の形は清掃しやすいか
- 将来的なメンテナンスを考慮した設計になっているか
これらを十分に検討せずに治療を進めると、数年後にトラブルが起こる可能性があります。
インプラントは「手術が成功したら終わり」ではありません。
長く健康に使い続けられることこそ、本当の成功だと私たちは考えています。

当院が大切にしている「生体主導型歯科臨床」という考え方
当院では、治療を行う前に必ず考えることがあります。
それは、
「この患者さんのお口は、10年後にどうなっているべきか。」
という視点です。
インプラントだけを見て治療を進めるのではなく、
- 天然歯をできる限り残すこと
- 骨や歯ぐきを健康な状態へ導くこと
- 噛み合わせ全体を整えること
- 将来の再治療をできるだけ少なくすること
を目標にしています。
そのため、必要に応じて歯周病治療や矯正治療、骨造成などを組み合わせながら、お口全体の健康を考えた治療計画をご提案しています。
これは、歯だけを見るのではなく、「生体全体との調和」を重視する生体主導型歯科臨床という当院の理念に基づいています。

インプラントを長持ちさせるために最も重要なのは「骨」と「歯ぐき」です
インプラントは骨の中に人工歯根を固定する治療です。
つまり、十分な骨がなければ長期的な安定は期待できません。
また、骨だけではありません。
歯ぐきの厚みや質も非常に重要です。
歯ぐきが薄い場合には、
- 清掃が難しくなる
- 見た目が不自然になる
- インプラント周囲炎のリスクが高くなる
ことがあります。
当院では、CTによる三次元診断を行い、
- 骨の量
- 骨の質
- 神経や上顎洞との位置関係
- 歯ぐきの状態
を詳細に確認した上で治療計画を立案しています。
必要に応じてGBR(骨造成)やサイナスフロアエレベーションなどの骨造成術をご提案することもあります。
その臨床的な考え方は、国際的に評価されるPRD YEARBOOKにも掲載されています。
『インプラントの長期安定におけるGBRの有効性:20年経過時点でのインプラント生存率』
山道 信之・山道 研介
Quintessence PRD YEARBOOK 2024
PRD発 世界最新テクニック&マテリアル
特集:GBRの有効性および可能性とその評価
GBRを併用したインプラント症例の20年以上の長期経過
20年時点のインプラント生存率
長期脱落症例の原因分析
骨造成部の長期安定性
再埋入症例の経過
長期予後からみたGBRの有効性
このPRD YEARBOOK 2024の内容は、その後さらに症例数・解析を追加し、20〜31年経過・89本・生存率95.6%として発展させた研究につながっています。こちらは現在、論文化が進められている世界でも稀な最長期クラスのGBRの研究です。https://img.quint-j.co.jp/books/browse/other/2024/2409_prd_yearbook/pageindices/index8.html?utm_source=chatgpt.com#page=8
「骨がないのでインプラントはできません」と言われた方へ

当院には、
「他院で骨が足りないと言われました。」
という患者さんも多く来院されます。
確かに、骨が不足している場合には、そのままインプラントを埋入することは難しいケースがあります。
しかし、それはインプラント治療ができないという意味ではありません。
現在では、
- GBR(骨造成)
- サイナスフロアエレベーション
- ソケットプリザベーション
などの治療によって、骨を再建できる場合があります。
もちろん、すべての症例に適応できるわけではありません。
だからこそ重要なのが、CTを用いた精密な診査・診断です。
「骨がない」と一言で言っても、その原因や程度は患者さんによって異なります。
まずは現在のお口の状態を正確に把握し、その上で最適な治療方法を一緒に考えていくことが大切です。
当院が診断を重視する理由
私たちは、インプラント治療で最も重要なのは手術ではなく診断だと考えています。
同じインプラントを使用しても、
診断が異なれば、10年後・20年後の結果は変わることがあります。
そのため当院では、
- CTによる三次元画像診断
- 口腔内スキャナー(iTero)
- フェイススキャンによる顔貌分析
- 歯周組織の精密検査
- 咬み合わせの評価
- 残存歯の予後診断
などを総合的に行い、「今だけでなく将来も見据えた治療計画」を立案しています。

当院では、歯周病専門医、デジタル矯正認定医、インプラント指導医が連携し、
歯周・矯正・インプラントの視点から総合的に診断しています。
気になる方は、まずは精密検査で現在の状態を正確に把握するところからご相談ください。
当院の精密検査について
当院では、精密検査(55,000円)にて、見た目だけではなく、骨・歯・咬合の関係を総合的に評価します。
今の診断に本当に納得できているか、他に選択肢がないのかを知るためのセカンドオピニオンとしてご相談いただければと思います。
ご予約・ご相談はURL先のピンクのボタン、次へを押して問診票へご記入をお願いします
https://www.genifix.jp/yamamichi-dc-caa/s/login/
記事監修:山道歯科 国際矯正・インプラントクリニック
山道研介 日本歯周病学会 歯周病専門医 / デジタル矯正学会認定医 / 歯学博士

■この記事の監修者
山道 研介
経歴
- 2012年 松本歯科大学 卒業
- 2017年 九州大学大学院 歯学研究院 口腔機能修復学講座 歯周病学分野 卒業
- 2017年〜現在 山道歯科 国際矯正・インプラントクリニック勤務
所属学会・資格
- 歯学博士
- 日本歯周病学会 専門医
- デジタル矯正学会 認定医
- 日本口腔インプラント学会 会員
- 日本歯科保存学会 会員
- AO(Academy of Osseointegration)会員
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