2026.07.29
親知らずはいつ生える?生える時期や注意すべき症状を解説
こんにちは。福岡市中央区天神、西鉄「福岡天神駅」より徒歩6分、福岡市営地下鉄「天神駅」1番出口より徒歩4分にある歯医者「山道歯科 国際矯正・インプラントクリニック」です。

親知らずとは、正式には第三大臼歯と呼ばれる歯で、永久歯の中で最後に生えてくる歯です。親知らずの生え方には個人差があり、生える時期や状態は人それぞれ異なります。
「親知らずはいつ生えるの?」「親知らずが生えてきたけれど痛みがある」など、親知らずに関する疑問や悩みをお持ちの方は多いのではないでしょうか。
今回は、親知らずが生える時期や、親知らずが生えるときに注意すべき症状、抜歯が必要なケース・不要なケースなどについて解説します。親知らずに関してお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。
親知らずはいつ頃生える?

親知らずは、ほかの永久歯よりも遅れて生えるのが一般的です。多くの場合、17歳ごろから25歳ごろにかけて生え始め、なかには30代以降に生える人もいます。成長期を過ぎてから生えてくることから、顎のスペースが不足しているために斜めや横向きに生えるケースも少なくありません。
このような状態になると、歯ぐきの腫れや痛み、さらには周囲の歯への悪影響など、さまざまなトラブルを引き起こす原因になります。そのため、生える時期や生え方を知っておくことは、健康な口腔環境を保つうえでとても重要といえるでしょう。
また、すべての人に親知らずが生えるとは限りません。上下左右にそれぞれ1本ずつ、最大で4本生える可能性がありますが、1本しか生えない方もいれば4本生えそろう方もいます。
顎の骨や歯茎の中に埋まったまま露出してこないこともあるので、定期的に歯科検診を受けて親知らずの有無や状態を確認してもらう必要があります。
親知らずが生えるときに注意すべき症状

親知らずが生える過程では、痛みや違和感などのトラブルが現れることが少なくありません。ここでは、親知らずが生える時に注意すべき症状を解説していきます。
歯ぐきの痛み・腫れが続く
親知らずの周囲の歯ぐきに痛みや腫れがある場合、智歯周囲炎(ちししゅういえん)と呼ばれる炎症が起きている可能性があります。特に、親知らずが斜めや横向きに生えていると歯と歯茎の間に汚れが入り込みやすくなり、炎症が起こりやすい状態になります。
痛みや腫れは繰り返すことが多く、膿が出るケースでは口臭の原因にもなります。症状が強いときには抗生物質による治療が必要になる可能性もあり、親知らずの抜歯を検討することもあります。
隣の歯に痛みや圧迫感がある
親知らずが斜めや横向きに生えていると、手前の歯に強く押し付けられるように力が加わることがあります。この状態が続くと、隣の歯が痛んだり、歯の根が吸収されたりするリスクがあります。
また、親知らずが歯列を後ろから押すことで、歯並びが乱れるケースも考えられます。圧迫感や違和感、痛みなどが生じている場合には、早めに歯科医院でレントゲンなどによる確認を受けることが大切です。
口が開けづらい
親知らずの周囲に炎症が起こっていると、顎に痛みやこわばりが出て、口が大きく開けづらくなることがあります。これは炎症が筋肉や関節の周囲にまで広がっているサインで、食事や会話がしにくくなります。
急に口が開かなくなったと感じたときは、放置せずに早めに歯科医院で相談するようにしましょう。
口臭が発生している
親知らずのまわりに食べかすや汚れがたまって細菌が繁殖すると、口臭が強くなることがあります。特に、斜めに生えている、もしくは半分だけ頭を出している親知らずでは、歯ぐきのすき間に汚れが入りやすく、ブラッシングでも十分に落としきれないことが多いです。
そのため、気づいたときには強い口臭を感じることがあります。セルフケアでは改善しない口臭があるときは、親知らずの周囲の炎症や感染が進行している可能性もあるので、速やかに歯科医院でチェックを受けることが大切です。
親知らずの抜歯が必要なケース

親知らずが生えているからといって、必ずしも抜かなければならないというわけではありません。しかし、以下のような問題が見られる場合は、親知らずを抜歯したほうが良いと判断されることが多いです。
斜めや横向きに生えて隣の歯を圧迫している
親知らずが斜めや横向きに生えていると、隣の歯を強く押すような力が常にかかります。この状態では、手前の歯に痛みが出たり、歯並び全体が乱れたりすることがあります。
もともと歯並びが整っている人でも、親知らずが横向きや斜めに生えて歯列を押すことで、噛み合わせが悪くなるケースもあるため注意が必要です。このようなケースでは、抜歯して隣の歯への負担を軽減することが推奨されます。
一部だけ歯ぐきから出ていて、汚れがたまりやすい
親知らずが歯ぐきから一部だけ出ている状態では、歯と歯ぐきの間に汚れがたまりやすくなります。また、歯ブラシの毛先が届きにくいため、炎症が起きることがよくあります。歯ぐきが赤く腫れたり、押すと痛みを感じたりする場合は注意が必要です。
こうした状態が長く続くと、周囲の歯や歯ぐきにも悪影響を与える可能性があります。そのため、歯科医院で診てもらい、必要に応じて抜歯を検討することが大切です。
歯ぐきの炎症や虫歯を繰り返している
親知らずは口の中の奥に位置しており、歯ブラシが届きにくいため、食べかすや汚れがたまりやすい部位です。そのため、炎症が起きたり細菌が繁殖することがよくあります。
虫歯になったり歯周病になったりしても、口内の奥に位置することから治療が難しくなるケースも少なくありません。また、隣接する歯にも虫歯や歯周病などの問題が広がることも考えられます。
そのため、炎症や虫歯を繰り返す場合は、抜歯を検討することが多いです。
矯正治療やブリッジ、入れ歯の計画に支障がある
矯正治療を計画している場合や、将来的にブリッジや入れ歯を検討している場合、親知らずの位置や向きが治療の妨げになることがあります。たとえば、矯正で歯を動かす際に親知らずが奥歯を押していると、計画どおりに歯が移動しなくなる可能性があります。
また、ブリッジや入れ歯を固定するための支えとなる歯が親知らずの影響で弱っていると、補綴物の安定性に影響することもあります。これらの治療を円滑に進めるために、親知らずの抜歯を事前に検討することもあるのです。
親知らずの抜歯が不要なケース

上述したとおり、親知らずは必ずしも抜かなければならないというわけではありません。次のようなケースでは、抜歯せずに経過観察で様子を見ることもあります。
まず、親知らずがまっすぐに生えていてほかの歯に悪影響を与えていない場合は、無理に抜く必要はありません。上下の親知らずがしっかり噛み合っており、虫歯や歯周病にもなっていなければ、そのまま使うことが可能です。
また、親知らずが骨の中に完全に埋まっており、痛みや炎症がない状態では、わざわざ抜歯をする必要はないと判断されることもあります。特に、全身疾患がある方や高齢の方では、抜歯による負担とのバランスを考慮し、慎重に判断する必要があります。
歯科医院ではレントゲンやCT撮影などを用いて親知らずの位置や状態を確認し、抜歯の必要性について丁寧に確認していきます。気になる方は、まず歯科医院で相談してみることが大切です。
まとめ

親知らずは、生える時期や生え方に個人差があり、トラブルを引き起こしやすい歯です。しかし、正しい知識を持ち、適切に対応すれば、過度に不安を抱く必要はありません。
痛みや腫れ、違和感などの症状がある場合は、早めに歯科医院で相談し、必要に応じて抜歯を検討するようにしてください。
親知らずについてお悩みの方は、福岡市中央区天神、西鉄「福岡天神駅」より徒歩6分、福岡市営地下鉄「天神駅」1番出口より徒歩4分にある歯医者「山道歯科 国際矯正・インプラントクリニック」にお気軽にご相談ください。
当院は、「お口本来の機能を回復させ、より美しくより長持ちさせる」ことをコンセプトに診療にあたっています。一般歯科だけでなく、インプラント治療や矯正治療、歯周組織再生療法などにも力を入れております。
当院のホームページはこちら、WEB予約も受け付けておりますので、ぜひご活用ください。

■この記事の監修者
山道 研介
経歴
- 2012年 松本歯科大学 卒業
- 2017年 九州大学大学院 歯学研究院 口腔機能修復学講座 歯周病学分野 卒業
- 2017年〜現在 山道歯科 国際矯正・インプラントクリニック勤務
所属学会・資格
- 歯学博士
- 日本歯周病学会 専門医
- デジタル矯正学会 認定医
- 日本口腔インプラント学会 会員
- 日本歯科保存学会 会員
- AO(Academy of Osseointegration)会員
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