生体主導型歯科臨床に基づく初診の流れ

当院では初診時に、いきなり歯を削ったり、インプラントを入れたりすることはありません。
「痛いところだけ治して終わり」という対症療法ではなく、口腔内全体を一つの治療単位として捉え、生涯にわたって再治療のない環境を作る「根本治療」を目指しているからです。全体的な診断を行わずに治療を開始することは、地図を持たずに航海に出るようなものです。
例えば、歯を失った原因を突き止めずにインプラントを行っても、同じ原因で再びインプラントを失うリスクがあります。矯正治療においても全体像を見ずに不必要な抜歯を行ってしまえば、二度と元には戻せません。
患者様の持っている能力を損なうことなく、最大限に活かすために。
当院では以下のステップで慎重に治療を開始します。
診療の流れ

Step 1:徹底的な検査(1回目の来院)
まずは現状を正確に把握することから始めます。
顎関節や筋肉などの頭頸部から、1本1本の歯、歯茎の状態、噛み合わせのバランスに至るまで、必要な検査を網羅的に行います。
所要時間:約60分〜90分
Step 2:分析・診断・治療計画立案(数日間)
検査で得られた膨大なデータを、数日のお時間を頂戴して詳細に分析します。
歯科医師が医学的根拠に基づいた診断を行い、患者様一人ひとりに適した治療計画(トリートメントプラン)を立案します。
この期間は患者様の来院は不要です。
Step 3:コンサルテーション(2回目の来院)
分析結果に基づき、現在のお口の状態、問題の原因、そして解決のための治療方針をご説明します。
メリット・デメリット、期間、費用などを含めた複数の選択肢をご提示し、患者様のご希望とすり合わせを行います。
Step 4:治療開始(3回目の来院〜)
治療計画に十分にご納得いただき、合意が得られた段階で、初めて治療を開始します。
ゴールを共有した上で進めるため、安心して治療に専念していただけます。




























