予防歯科

Concept歯を失わないための
正しい予防とメンテナンス

  • TOP>
  • 予防歯科

「治療の連鎖」を断ち切るために

歯を失う2大疾患

歯科医院は「歯が痛くなってから行く場所」だと思われていないでしょうか。
しかし、痛みが出てから歯科医院を訪れた時には、すでに病気は進行しており、歯を削ったり神経を抜いたりする処置が必要になるケースが大半です。
歯は一度削ると、二度と元には戻りません。
詰め物や被せ物で機能を回復させることはできますが、それは人工的な修復に過ぎず、天然の歯が持つ本来の強度や美しさには及びません。
また、治療した歯は健康な歯に比べて再発のリスクが高く、再治療を繰り返すたびに歯は小さく、脆くなり、最終的には抜歯へと至る「負の連鎖」に陥りやすくなります。
山道歯科 国際矯正・インプラントクリニックが目指すのは、この負の連鎖を断ち切り、生涯にわたってご自身の歯で食事を楽しみ、健康に過ごしていただくことです。そのために最も重要なのが「予防歯科」です。
当院では、インプラントや矯正といった高度な治療技術を持つからこそ、天然歯の価値を誰よりも理解しています。
「悪くなってから治す」のではなく、「悪くならないように守る」。
生体主導型歯科臨床の観点から、口腔内全体、ひいては全身の健康を見据えた予防プログラムを実施いたします。

自分の歯を知ることが予防の第一歩

予防歯科において最も重要なことは、患者様ご自身がお口の状態を正しく理解することです。
「毎日歯磨きをしているのに虫歯になる」
「定期的に歯石を取っているのに歯周病が悪化する」
このようなお悩みをお持ちの方は、ご自身の「リスク」と「ケアの方法」が合っていない可能性があります。
虫歯や歯周病の原因は、人それぞれ異なります。
細菌の数が多いのか、唾液の力が弱いのか、あるいは噛み合わせに問題があるのか。
当院では科学的な検査によって個々のリスクを数値化し、原因を明確にした上で、オーダーメイドの予防プランを立案します。
感覚や習慣に頼るのではなく、データに基づいた確実な予防を実践します。

歯を失う2大原因とメカニズム

山道歯科の予防歯科山道歯科の予防歯科

歯を失う原因の約7割は「歯周病」と「虫歯」によるものです。
これらは自然治癒することのない疾患であり、放置すれば確実に進行し、最終的には歯を失うことになります。
敵を知り、適切な対策を講じることが、歯を守るための近道です。

骨を溶かす感染症「歯周病」

歯周病は、日本人が歯を失う原因の第一位です。
歯と歯茎の境目(歯周ポケット)に溜まったプラーク(細菌の塊)が原因で炎症が起き、歯茎が腫れたり出血したりします。
恐ろしいのは、初期段階ではほとんど痛みがないことです。
「サイレントキラー(静かなる殺し屋)」とも呼ばれ、自覚症状が出た頃には、歯を支える骨(歯槽骨)が溶かされ、歯がグラグラと動く重度の状態になっていることも珍しくありません。
歯周病は感染症です。
お口の中だけの問題ではなく、糖尿病や心筋梗塞、脳梗塞などの全身疾患とも深く関わっていることが明らかになっています。
40代以降の方に多い病気ですが、近年では若年層での罹患も増えており、早期発見と継続的な管理が不可欠です。

歯質を破壊する「虫歯」

虫歯は、お口の中の細菌(ミュータンス菌など)が糖分を栄養にして酸を作り出し、その酸によって歯が溶かされる病気です。
初期段階ではエナメル質の表面が白く濁る程度ですが、進行すると象牙質、さらには神経(歯髄)へと到達し、激しい痛みを引き起こします。
虫歯の原因は「細菌」「糖質」「歯質(歯の強さ)」の3つの要素が重なり合うこと、そしてそこに「時間」の経過が加わることで発生します。
年齢に関係なく発症し、一度治療した歯の隙間から再発する「二次カリエス」も多くの成人の方を悩ませています。
穴を埋める治療だけでなく、虫歯になりにくい口腔環境を作ることが重要です。

科学的根拠に基づいたリスク診断

科学的根拠に基づいたリスク診断

当院では患者様一人ひとりの「病気になりやすさ(リスク)」を正確に把握するために、精密な検査を行います。
これらの検査結果をもとに、歯科医師と歯科衛生士が連携し、最適な予防プログラムを策定します。

唾液検査で「守る力」を知る

唾液には、お口の中の汚れを洗い流す自浄作用や、酸を中和して歯を守る緩衝作用、溶け出したミネラルを歯に戻す再石灰化作用など、歯を守るための重要な機能が備わっています。
唾液検査(サリバテスト)では少量の唾液を採取し、以下の項目を測定します。

  • 唾液の分泌量

    唾液が少ないと、自浄作用が働かず、虫歯や歯周病のリスクが高まります。

  • 唾液の緩衝能

    食後にお口の中が酸性になった際、中性に戻す力の強さを測ります。この力が弱いと、歯が溶けやすい状態が長く続きます。

  • 唾液中の細菌レベル

    虫歯菌の活動性を間接的に評価します。

これらのデータから患者様が本来持っている「歯を守る力」を判定し、それを補うためのケア方法をご提案します。

細菌検査で「攻める力」を知る

虫歯や歯周病の直接的な原因である、細菌の種類と数を特定します。
特に歯周病においては、「レッドコンプレックス」と呼ばれる悪性度の高い細菌が存在するかどうかを知ることが重要です。
PCR法などの遺伝子検査を用いることで、顕微鏡では見分けることが難しい菌種まで特定することが可能です。
原因菌の種類によっては、通常のブラッシングやクリーニングだけでは改善が難しい場合があります。
その場合は、抗菌薬を用いた内科的療法(歯周内科)や、プロバイオティクス(バクテリアセラピー)などを併用し、菌質そのものを改善するアプローチを行います。

デジタル機器による初期病変の可視化(NIRI)

従来のレントゲンや肉眼での診査では、歯と歯の間(隣接面)や、詰め物の下にある初期の虫歯を発見することが困難でした。
当院では口腔内スキャナー「iTero」に搭載された「NIRI(近赤外光画像)」技術を活用しています。
これは放射線を使わずに近赤外光を歯に照射し、歯の内部構造を透視する技術です。
健全な歯質は光を透過しますが、虫歯になっている部分は光を遮断するため、白く浮き上がって見えます。
これにより、肉眼では見えない初期の虫歯やクラック(亀裂)を早期に発見し、削るべきか、経過観察で済むかを正確に判断することができます。
被曝の心配がないため、妊婦の方やお子様でも安心して検査を受けていただけます。

噛み合わせと歯並びから考える予防

噛み合わせと歯並びから考える予防

「毎日綺麗に磨いているのに、なぜか特定の歯だけが悪くなる」
そのような経験はありませんか。
実は、虫歯や歯周病の原因は細菌だけではありません。
「噛み合わせ」や「歯並び」も、お口の健康を左右する大きな要因です。

マイクロクラック(歯の亀裂)のリスク

マイクロクラック(歯の亀裂)のリスク

噛み合わせが悪く、一部の歯に過度な力がかかり続けると、歯の表面(エナメル質)に見えないレベルの細かい亀裂「マイクロクラック」が生じます。
この亀裂の中に細菌が侵入すると、歯ブラシでは届かない深部で虫歯が進行してしまいます。
また、過度な力は歯を支える骨を破壊し、歯周病の進行を加速させる原因(咬合性外傷)にもなります。
当院では予防歯科の一環として噛み合わせの検査を行い、必要に応じて咬合調整やマウスピース療法(ナイトガード)をご提案します。
力のコントロールを行うことで、歯の寿命を延ばします。

清掃性を高める歯列矯正の重要性

清掃性を高める歯列矯正の重要性

歯並びが悪い(叢生など)と、歯ブラシが届きにくい場所ができ、プラークや歯石が溜まりやすくなります。
どれほど丁寧に磨いても物理的に清掃が困難な場所は、虫歯や歯周病の温床となります。
歯列矯正を行い、歯並びを整えることは、見た目を美しくするだけでなく、清掃性を高め、病気のリスクを下げるための最も効果的な予防手段の一つです。
当院では矯正専門医と連携し、予防の観点からも歯列矯正を推奨しております。

プロフェッショナルケアとセルフケア

プロフェッショナルケアとセルフケア

予防歯科は、歯科医院で行う「プロフェッショナルケア」と、患者様がご自宅で行う「セルフケア(ホームケア)」の両輪が機能して初めて効果を発揮します。

PMTC:専門家による徹底的なクリーニング

PMTC(Professional Mechanical Tooth Cleaning)とは、歯科医師や歯科衛生士が専用の機器を用いて行う、徹底的な歯のクリーニングです。
毎日の歯磨きでは落としきれないバイオフィルム(細菌の膜)や歯石、着色汚れ(ステイン)を完全に除去します。

プロフィラキシスエアフローによる低侵襲クリーニング

当院では微細なパウダー粒子をジェット水流で吹き付けて汚れを落とす「プロフィラキシスエアフロー」を導入しています。
従来の器具では届かなかった歯周ポケット内や、インプラント周りの清掃も、歯や歯茎を傷つけることなく短時間で行うことが可能です。クリーニング後は歯の表面がツルツルになり、汚れが再付着しにくくなります。

オーダーメイドのブラッシング指導

お口の状態は、一人ひとり異なります。
歯並び、歯茎の状態、詰め物の有無などに合わせて、最適な歯ブラシの選び方、当て方、動かし方を指導します。
また、デンタルフロスや歯間ブラシなどの補助用具の使い方も丁寧にお伝えします。
自己流の歯磨きを見直し、効果的なセルフケアを習得していただくことが、予防の基本です。

予防歯科が全身の健康に与える影響

予防歯科で健康で質の高い暮らしを

お口は全身への入り口です。
口腔内の健康状態は、全身の健康状態と密接に関連しています。
予防歯科を通じてお口を清潔に保つことは、全身疾患の予防や改善にも寄与します。

糖尿病や心疾患リスクの低減

糖尿病や心疾患リスクの低減

歯周病菌が血管に入り込むと、血糖値を下げるインスリンの働きを阻害し、糖尿病を悪化させることが分かっています。
逆に、歯周病治療を行うことで血糖値のコントロール指標(HbA1c)が改善するという報告もあります。
また、歯周病菌は動脈硬化を促進させ、心筋梗塞や脳梗塞のリスクを高める要因ともなります。
お口のケアは、命に関わる病気のリスクマネジメントでもあります。

認知症予防と口腔機能

認知症予防と口腔機能

「噛む」という行為は、脳への血流を増やし、脳細胞を活性化させます。
歯を失い、噛む力が低下すると、認知症のリスクが高まることが研究で示されています。
予防歯科によってご自身の歯を残し、しっかりと噛める状態を維持することは、脳の健康を守り、認知症を予防するためにも極めて重要です。

よくあるご質問

Q定期検診はどのくらいの間隔で受けるべきですか?

患者様のお口の状態やリスクによって異なりますが、一般的には3ヶ月から6ヶ月に一度の受診をお勧めしております。
歯周病の進行が進んでいる方や、虫歯のリスクが高い方は、1ヶ月から2ヶ月ごとの受診をご提案する場合もあります。
担当の歯科衛生士が、状態に合わせて最適な間隔をお伝えいたします。

Q痛みがないのに歯医者に行く必要がありますか?

はい、痛みがない時こそ受診をお勧めします。
虫歯や歯周病は、初期段階ではほとんど自覚症状がありません。
痛みが出た時にはかなり進行しており、治療が大掛かりになることが多いのです。
痛くなる前に定期検診を受けることで、早期発見・早期治療が可能となり、結果的に治療費や通院回数を抑えることができます。

Qクリーニング(PMTC)は痛いですか?

基本的には痛みはありません。
むしろ、お口の中がスッキリとして気持ちが良いと感じる方がほとんどです。ただし、歯茎に炎症がある場合や知覚過敏がある場合は、多少しみることがあります。その際は、痛みに配慮しながら優しく行いますので、ご安心ください。

Qフッ素塗布は大人にも効果がありますか?

はい、大人にも十分な効果があります。
フッ素には、歯の質を強くするだけでなく、初期虫歯の再石灰化を促進し、虫歯菌の活動を抑制する働きがあります。
加齢によって歯茎が下がり、歯の根元(象牙質)が露出してくると、そこから虫歯(根面カリエス)になりやすくなります。大人の虫歯予防としても、高濃度のフッ素塗布は非常に有効です。

Qどのような検査を行いますか?

初診時には、レントゲン撮影、歯周ポケット検査、口腔内写真撮影を行い、現状を把握します。
さらに詳しくリスクを知りたい方には、唾液検査や細菌検査、CT撮影、NIRIによる虫歯検査などをご案内しております。
これらのデータをもとに、科学的根拠に基づいた診断を行います。

料金表(税込)

当院の予防歯科は、保険診療と自由診療の両方に対応しております。
より精密な検査や、高度なクリーニングをご希望の方には、自由診療のメニューをお勧めしております。

検査・診断

唾液検査(サリバテスト)
11,000円
細菌検査(PCR法)
16,500円
精密検査料(CT、口腔内写真等含む)
55,000円

クリーニング・メンテナンス

PMTC(プロフェッショナルクリーニング)
11,000円〜
プロフィラキシスエアフロー(着色除去・バイオフィルム除去)
8,800円〜
フッ素塗布
無料(メンテナンス時に実施)

※保険診療でのクリーニング(歯石除去)も行っております。
詳細はお問い合わせください。
※治療費は医療費控除の対象となる場合があります。

症例一覧
Yamamichi Dental Clinic International Orthodontic and Dental Implant Clinic

Tel:0120-468-296

〒810-0001
福岡県福岡市中央区天神3丁目5−13

  • YAMAMICHI DENTAL CLINIC山道歯科医院YAMAMICHI DENTAL CLINIC山道歯科医院
  • YAMAMICHI DENTAL CLINIC山道歯科医院YAMAMICHI DENTAL CLINIC山道歯科医院
  • YAMAMICHI DENTAL CLINIC山道歯科医院YAMAMICHI DENTAL CLINIC山道歯科医院
  • YAMAMICHI DENTAL CLINIC山道歯科医院YAMAMICHI DENTAL CLINIC山道歯科医院
  • YAMAMICHI DENTAL CLINIC山道歯科医院YAMAMICHI DENTAL CLINIC山道歯科医院
01 05
prev
next

Access

アクセス

地下鉄空港線天神駅1番出口 徒歩3分 西鉄福岡(天神)駅 徒歩4分 西鉄天神3丁目 徒歩1分 山道歯科医院地下鉄空港線天神駅1番出口 徒歩3分 西鉄福岡(天神)駅 徒歩4分 西鉄天神3丁目 徒歩1分 山道歯科医院

Hours

診療時間

Hours診療時間
通常 9:00 - 13:00 / 14:30 - 18:30
Hours診療時間
特別 9:00 - 13:00 / 13:30 - 17:00
Hours診療時間
休診日