2026.01.28
小児矯正はいつから始める?メリット・デメリットと費用相場も
こんにちは。福岡市中央区天神、西鉄「福岡天神駅」より徒歩6分、福岡市営地下鉄「天神駅」1番出口より徒歩4分にある歯医者「山道歯科 国際矯正・インプラントクリニック」です。

お子さまの歯並びが気になり、矯正治療を始めるタイミングに悩んでいる保護者の方も多いのではないでしょうか。小児矯正では、歯の生え変わりや顎の成長発育を利用するため、開始する時期が重要です。
この記事では、小児矯正をいつから開始すべきか解説します。小児矯正によって得られるメリットや治療のデメリット、治療にかかる費用の相場もご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
矯正を検討すべき小児期に多い歯並び

乳歯と永久歯が混在する混合歯列期は、永久歯が正しい位置に生えるための重要な時期といえます。そのため、早めに歯並びの問題に気づき、対処することが大切です。
ここでは、小児の時期に多い矯正を検討すべき歯並びについて紹介します。
出っ歯
出っ歯は、上の前歯が通常よりも前方に突出している状態です。指しゃぶりや舌の癖など、日々の習慣によって悪化することがあります。出っ歯は見た目の印象に大きく関わるだけではなく、発音のしにくさや前歯で食べ物を噛み切りにくくなるといった機能面での問題も引き起こしやすいです。
下顎が後退しているケースも多いため、全体のバランスを見ながら治療方針を検討する必要があります。
受け口
受け口(下顎前突)は、下の歯が上の歯よりも前に出ている歯並びで、噛み合わせが逆転している状態です。顎の骨格の成長バランスによるものや、爪噛みや唇を内側に巻き込む癖などが原因となることがあります。
放置すると、見た目のコンプレックスの原因になるだけでなく、発音に悪影響を及ぼす可能性もあります。特に、舌を歯につけて発音するサ行やタ行は不明瞭になりやすいです。
叢生
叢生は歯が重なり合って生えたり、斜めにガタガタと生えたりする状態です。乱ぐい歯とも呼ばれます。顎の成長と歯の大きさとのバランスが悪いことにより引き起こされるケースが多いです。
歯が重なって生えている部分は歯磨きがしにくくなるため、虫歯や歯周病のリスクが高くなります。
開咬(かいこう)
開咬は、奥歯を噛み合わせたときに上下の前歯の間に大きな隙間ができる状態です。舌の癖や指しゃぶりなどの習慣が原因で生じることが多く、発音や咀嚼への影響も大きいです。
特に、舌足らずな発音が目立つようになることがあります。また、前歯が噛み合わないため、食べ物をうまく噛みきれないという状態も生じやすいです。
小児矯正はいつから始める?

小児矯正は、お口の状態や顎の成長段階に合わせて開始時期を判断します。小児矯正は大きく1期治療と2期治療に分けられ、それぞれ治療の目的や開始時期が異なります。
ここでは、2つの治療時期について解説します。
1期治療
1期治療は、6歳頃から12歳頃までの混合歯列期に実施する小児矯正です。この時期は乳歯と永久歯が混在しているため、顎の成長を活かしながら歯並びや噛み合わせを整えられます。
1期治療を行うことで、永久歯がきれいに並ぶためのスペースを確保し、将来的な抜歯のリスクを減らす効果が期待できます。顎の成長に問題が見られる場合は、早めに治療を始めることで、抜歯や本格的な矯正を回避できるケースも少なくありません。
2期治療
2期治療は、すべての永久歯が生えそろった12歳頃以降に始める矯正治療です。大人の歯列矯正と同じようにワイヤー矯正やマウスピース矯正を行い、歯を動かして歯並びや噛み合わせを整えていきます。歯のがたつきを整えることや、見た目と機能の両方を改善することが治療の目的です。
1期治療を行っていない場合でも、2期治療から矯正を始めることは可能です。ただし、骨格的なズレが大きい場合や、歯が並ぶスペースが不足している場合には、抜歯を伴う矯正が必要になることもあります。
小児矯正のメリット

小児矯正は、見た目を整えるだけでなく、健やかな成長を促すうえでの役割も果たします。ここでは、小児矯正のメリットについて解説します。
顎の正常な成長を促せる
子どもの顎はまだやわらかく成長途中にあることから、矯正装置で骨格を適切に誘導できます。これは、大人の矯正では骨の成長が止まっているために実現できないメリットです。
矯正治療によって顎の骨の拡大を促せると、歯が並ぶスペースが確保できます。そのため、2期治療で矯正を行う際に抜歯をしてスペースを確保する必要がなくなったり、治療期間が短くなったりする可能性が高まります。
コンプレックスを解消できる
小さな頃から歯並びが悪いことで、笑うのをためらう、写真に写りたがらないといった心理的な負担を抱く子どもも少なくありません。特に、思春期は見た目を気にしやすい時期です。小児矯正によって歯列が整えば、自然と自信につながり、情緒面の成長にも良い影響を与えるでしょう。
虫歯や歯周病になるリスクを低減できる
歯並びが悪いと歯と歯が重なりあっている部分ができ、歯磨きがしにくくなります。その結果、食べ物が詰まりやすくなり、虫歯や歯周病になるリスクが高まります。
しかし、小児矯正により歯と歯の重なりがなくなり、歯磨きがしやすくなると虫歯や歯周病になるリスクを低減できる効果が期待できます。
発音機能を改善できる
上下の歯の位置関係や噛み合わせは、発音にも影響を及ぼします。たとえば、サ行やタ行の発音が不明瞭だったり、空気が漏れたりすることがあります。小児矯正を通して歯列を整えると、正しい舌の位置や空気の流れが確保され、適切に発音しやすくなるでしょう。
学校での発表や会話に自信が持てるようになり、コミュニケーション力も向上するかもしれません。
噛む機能が向上する
歯並びが乱れていると、噛み合わせが不自然になり、咀嚼がしにくくなります。小児矯正によって歯列を整えると、食べ物を効率よく噛めるようになり、胃腸への負担も軽減されます。栄養の吸収効率が向上することは、成長期の子どもの発育にとって大きなメリットです。
小児矯正のデメリット

小児矯正のデメリットは、以下のとおりです。
治療が長期にわたる場合がある
小児矯正のデメリットとしてまず挙げられるのは、治療が長期にわたり行われることがある点です。子どもの成長に合わせて段階的に治療を行うため、複数年にわたって矯正装置をつける必要が出てくることもあります。
途中で治療を中断すると、かえって歯並びが悪化するリスクもあるため、保護者とお子さま本人が治療を継続する意識を持って進めなければなりません。
装置を管理しなければならない
治療に使用する装置は取り外しができるものが多く、日常生活の中で管理する必要があります。装置を紛失したり破損させたりすると、治療が中断するだけでなく、追加費用が発生する可能性もあります。
小さなお子さまの場合は、装置の取り扱いや衛生管理が難しいこともあるため、保護者の方のサポートが重要です。
費用がかかる
小児矯正は保険適用外であることが多く、高額な費用が発生する場合があります。経済的に負担が大きいと感じる人は少なくありません。
ただし、適切なタイミングで治療を行うことで、将来的な矯正治療の費用を抑えられる可能性もあります。歯科医師と相談しながら、いつから治療を始めるべきか考えるとよいでしょう。
小児矯正の費用相場

小児矯正の費用は、使用する矯正装置や矯正期間、歯並びの状態によって異なります。ここでは、1期治療と2期治療に分けて費用の相場を紹介します。
1期治療の費用相場
1期治療で使用される装置には、拡大装置やマウスピース型の矯正装置などがあります。費用は装置代や診察料を含めて40万円〜60万円程度が相場です。定期的な検診や装置の調整も必要になるため、月々の通院費用が別途かかることもあります。
2期治療の費用相場
2期治療の場合、ワイヤー矯正では、前歯のみの部分矯正で30〜60万円程度、全体矯正では60〜120万円程度が相場です。歯の裏側に装置をつける裏側矯正の場合は、120万円を超えるケースもあります。
マウスピース矯正では、部分矯正で20〜50万円程度、全体矯正で50万円から100万円程度となることが多いです。
まとめ

小児矯正は、子どもの成長発育を活かして歯並びや噛み合わせの問題を早期に解決できる治療法です。小児期に矯正治療を受けることで、顎の成長を促し、歯並びや噛み合わせを正しい位置に整えられるメリットがあります。また、将来的な複雑な治療や抜歯のリスクを減らすことも可能です。
小児矯正を成功させるためには、適切なタイミングでの診断と治療開始が不可欠です。お子さまの歯並びが気になる方は、一度歯科医院へ相談することから始めましょう。
小児矯正を検討されている方は、福岡市中央区天神、西鉄「福岡天神駅」より徒歩6分、福岡市営地下鉄「天神駅」1番出口より徒歩4分にある歯医者「山道歯科 国際矯正・インプラントクリニック」にお気軽にご相談ください。
当院は、「お口本来の機能を回復させ、より美しくより長持ちさせる」ことをコンセプトに診療にあたっています。一般歯科だけでなく、インプラント治療や矯正治療、歯周組織再生療法などにも力を入れております。





























