2026.05.06
矯正治療中に痛みを感じるのはどうして?痛みが生じたときの対処法も
こんにちは。福岡市中央区天神、西鉄「福岡天神駅」より徒歩6分、福岡市営地下鉄「天神駅」1番出口より徒歩4分にある歯医者「山道歯科 国際矯正・インプラントクリニック」です。

矯正治療は、見た目を美しく整えられるだけではなく、噛み合わせを正し、口腔の健康を長く保つためにも重要な治療です。一方で、矯正治療を受ける多くの方が経験するのが治療中の痛みや違和感です。特に、矯正治療が初めてという方にとっては、痛みを不安に感じることもあるのではないでしょうか。
今回は、矯正治療中になぜ痛みが起こるのか解説します。矯正方法による痛みの違いや痛みを感じたときの対処法もご紹介するので、参考にしてみてください。
矯正中に痛みを感じることはある?

矯正治療中に痛みを感じることは珍しくありません。矯正中の痛みにはある程度パターンがあり、調整直後から24〜48時間がピークとされ、その後は徐々に軽減していきます。痛みの強さや感じ方には個人差がありますが、多くの場合、最初の数日を過ぎれば日常生活に支障が出るほどの痛みではなくなります。
矯正中に痛みを感じる理由

矯正治療中に痛みが出るのには、いくつかの理由があります。
装置が当たるから
矯正中、装置が口の中に当たって痛みを感じることがあります。特に、ワイヤー矯正では口内の粘膜に装置が当たって口内炎ができやすいです。装置の一部が頬や舌に擦れることで、小さな傷や炎症が起こる原因になります。
痛みが続いたり口内炎が頻繁にできたりする場合は我慢せず、早めに歯科医師に相談することが大切です。
歯が移動するから
矯正治療で感じるもっとも一般的な痛みは、歯が移動する過程で発生する生理的な反応によるものです。ワイヤー矯正でもマウスピース矯正でも、歯には持続的な力がかかって少しずつ新しい位置へと動いていきます。このとき、歯の周囲にある歯根膜や歯槽骨に圧力が加わることで、違和感や鈍い痛みが生じます。
特に、装置を装着した直後や調整をおこなった直後には、痛みを感じやすいです。この痛みは、歯の移動が順調に進んでいる証拠でもあります。痛みは一時的なものであり、2〜3日ほどで落ち着くことが多いです。
矯正方法による痛みの違い

大人の矯正治療は、大きくワイヤー矯正とマウスピース矯正に分けられます。この2つの方法では、痛みの感じ方や発生タイミングが異なります。ここでは、それぞれの痛みの違いを解説します。
ワイヤー矯正
ワイヤー矯正は、歯にブラケットと呼ばれる装置を取り付け、そこにワイヤーを通して少しずつ歯を移動させていく治療法です。幅広い症例に対応でき、確実な効果が期待できる一方で、痛みを感じやすいという側面もあります。特に、矯正装置を新しく装着した直後やワイヤーを調整したあとは、2〜3日ほど痛みが続くことがあります。
また、口腔内に装着された金属のブラケットやワイヤーが粘膜に当たって口内炎ができることも珍しくありません。
マウスピース矯正
マウスピース矯正は、透明なプラスチック製のマウスピースを一定期間ごとに交換しながら歯を徐々に動かしていく方法です。ブラケットやワイヤーのような固定式の装置を使わないため、口腔内への刺激が少なく、痛みも一般的には軽いとされています。
ただし、マウスピースを交換した直後は新しい力が加わるため、2〜3日程度は歯の動きによる圧迫感やジンジンとした鈍い痛みを感じやすくなります。
矯正に歯が痛むときの対処法

矯正治療中に痛みを感じたときは、無理に我慢せず状況に合わせた対処を行うことが大切です。なお、応急処置をして痛みが引いた場合であっても、根本的に改善したわけではないことが多いです。そのため、早めに歯科医師に相談するようにしましょう。
安静にする
矯正治療中に歯の痛みを感じているときは、まずは安静にすることが大切です。歯が痛んでいるときに余計な刺激を加えると、痛みが長引くおそれがあります。そのため、痛みを感じるときは無理に硬い食べ物を食べたり、頻繁に装置を触ったりするのは避けましょう。
また、精神的なストレスも痛みの感じ方に影響します。焦らず、歯が少しずつ動いている証拠なのだと前向きにとらえることも大切です。
患部を冷やす
矯正による痛みをやわらげる方法のひとつが、患部の冷却です。冷たいもので患部を冷やすことで一時的に血流を抑え、炎症をやわらげる効果が期待できます。氷を直接当てるのではなく、保冷剤や氷嚢をタオルで包んで外側から軽く当てるようにしましょう。
冷やしすぎると血行が悪くなって痛みが強くなる可能性もため、1回10分程度の時間を目安に行うようにしてください。
痛み止めを服用する
痛みが特に強いときは、市販の鎮痛薬を服用することも有効な対処法のひとつです。ただし、薬の種類によっては歯の移動を妨げる可能性があるため、自己判断で頻繁に服用することは避けましょう。
また、薬に頼りすぎず、痛みの原因を把握することも大切です。市販薬を使用するときは、必ず用法・用量を守り、心配な場合は歯科医師に相談してください。
食べ物に気を付ける
矯正治療中の歯の痛みを和らげるためには、食べ物の選び方にも気を配ることが大切です。装置を装着している間に固いものや粘着性のあるものを食べると、痛みを強く感じることがあります。また、硬い食材を無理に噛もうとすると、歯や矯正装置に負担がかかり、装置が外れたり痛みが長引いたりする原因にもなります。
矯正中は、柔らかいものを中心に食べるようにしましょう。例えば、煮込みうどん・雑炊・おかゆ・豆腐・ヨーグルトなどは、噛む力をほとんど必要としないため、装置をつけた直後の敏感な時期にも安心して食べられます。また、野菜スープやシチューのように具材が柔らかく煮込まれている料理も、栄養をしっかり摂りながら歯への負担を抑えることができます。
一方で、矯正中に避けたい食べ物としては、せんべい・フランスパン・ナッツ類・骨付きの肉などが挙げられます。キャラメルやガムのような粘着性のある食べ物は、装置に絡みついてトラブルの原因になることがあるため、避けたほうがよいでしょう。
どうしても食べたい硬い食材がある場合は、小さく切ってから食べる、煮込んで柔らかくするなど、ひと工夫加えると安全です。
歯科医師に相談する
痛みが長引いたり治まる気配がなかったりする場合は、我慢せずに矯正治療を担当している歯科医師に相談しましょう。ブラケットやワイヤーが当たって口内炎ができている、装置が外れそうになっているといった場合には、専門的な処置が必要な可能性もあります。
歯科医院では、装置の位置を微調整したり、ワックスをつけたりといった対応が可能です。こうした処置によって痛みが緩和されるケースも少なくありません。
相談時には、どの部位がどのようなタイミングで痛むのかなど、症状を具体的に伝えることが大切です。治療の効果を保ちつつ、快適な矯正生活を続けるためには、歯科医師とのコミュニケーションが欠かせません。
まとめ

矯正中に痛みを感じるのは、歯が正しい位置へ動いている証拠ともいえる自然な現象です。装置の調整後や新しいマウスピースへの交換直後には、歯や歯茎に圧迫感や違和感が現れやすくなります。痛みの程度や持続時間には個人差があるものの、多くの場合は数日から1週間程度で落ち着くことがほとんどです。
痛みがつらいときは、やわらかい食事を心がける、冷たいもので患部を冷やす、鎮痛薬を服用するなどの対処法があります。また、装置が口の中に当たって痛む場合には、矯正用ワックスを使うと粘膜への刺激を軽減できます。
痛みが長引いたり強まったりする場合は装置の不具合や別のトラブルが起きている可能性もあるため、早めに歯科医院で相談しましょう。
矯正治療を検討されている方は、福岡市中央区天神、西鉄「福岡天神駅」より徒歩6分、福岡市営地下鉄「天神駅」1番出口より徒歩4分にある歯医者「山道歯科 国際矯正・インプラントクリニック」にお気軽にご相談ください。
当院は、「お口本来の機能を回復させ、より美しくより長持ちさせる」ことをコンセプトに診療にあたっています。一般歯科だけでなく、インプラント治療や矯正治療、歯周組織再生療法などにも力を入れております。





























