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2021.01.31

【TOPIC】悪い歯並びとは?

「歯並びが悪い」とはどういう状態?

「歯並びが悪い」と一口に言っても、皆が同じ歯並びではありません。
叢生(ガタガタした歯並び)、出っ歯、受け口などさまざまなタイプがあります。また、多少叢生があっても矯正治療が必要ない場合もあります。

では、歯科医師が矯正治療を勧める歯並びとは具体的にどういう状態なのでしょうか?

統計でみる、日本人の歯の健康

皆さんは「8020運動」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?

8020運動とは「80歳まで自分の歯を20本以上保とう」という健康増進のための運動で、1989年に厚生省(現厚生労働省)と日本歯科医師会が提唱しました。

最新の歯科疾患実態調査(平成28年)によると、日本人の8020達成率は51.2%。
8020運動が提唱されて以降、最初に行われた平成5年の調査ではおよそ10%でしたので、20年で大幅に改善していることがわかります。

8020達成率「0%」の歯並び

8020達成率が向上する中、「8020達成率0%」の歯並びがあります。
それが「開咬」と「反対咬合」です。

ぜひ皆さんも鏡を持って確認してみてください。

まず、いつも通り噛んでみてください。
そしてそのまま鏡で確認してみてください。
次の2つに当てはまれば、早めに矯正治療を受けることをおすすめします。

矯正治療を受けた方がよい歯並び

1. 開咬

いつも通り噛んだ状態で上下の前歯に隙間ありませんか?

開咬とは不正咬合の一種で「奥歯を噛み合わせたときに前歯に隙間ができる」状態です。

開咬は見た目だけの問題ではなく、前歯で物が噛みきれないという食事の不便さや、口呼吸による歯周病や虫歯が進行するリスクも高くなります。

一番の問題点は、前歯が噛んでおらず、犬歯が噛み合わせに参加してないことにより、奥歯の負担が過剰になることです。
これは奥歯の擦り減りや、二次性咬合性外傷という歯周病悪化の原因となります。
さらには、常時噛み合わせが高い状態にあるため、顎や顔の周りの筋肉や顎関節に負担がかかってしまいます

開咬は叢生を伴うことが少ないため、それほど気にしていない方も多い症状ですが、健康面や機能面への影響は高く、治療の必要がある歯並びの一つです。

原因として考えられる要素
  • 遺伝的なもの
  • 舌を前に出す癖がある
  • 指しゃぶり
放置することによるリスク
  • 見た目に影響するため心理的な問題やコンプレックスにつながることが多い
  • 咬む能力が低下する
  • 最も顎関節症になりやすい
  • 発音に問題が出やすい。特にサ行の発音
  • 奥歯の負担が大きく、早期に奥歯を失いやすく8020が達成しづらい。
  • 体のバランスを崩し、自律神経失調症などの原因になることがある

2. 反対咬合

反対咬合とは「上下の歯が反対に噛んでいる」状態、いわゆる受け口を指します。
通常、上の歯は下の歯よりも前方に位置していますが、反対咬合だと下の歯が上の歯よりも前方にあります。

反対咬合も開咬と同様に前歯が機能しないため、奥歯が悪くなりやすい傾向があります。

原因として考えられる要素
  • 遺伝的なもの
  • 顎や舌を突き出す癖によって起こるもの
  • 歯の生え変わりがうまくいかなかった
  • 鼻疾患によるもの
放置することによるリスク
  • 見た目に影響するため心理的な問題やコンプレックスにつながることが多い
  • 虫歯や歯周病になりやすい
  • 咬む能力が低下することがある
  • 顎に負担がかかり過ぎ、顎関節症の原因になることがある
  • 体のバランスを崩し、自律神経失調症などの原因になることがある

矯正治療を受けた方が良い症状

上記2つのタイプ以外にも矯正治療を受けた方がよい場合があります。
簡単にチェックしてみましょう。
以下のいずれかに当てはまる場合、矯正治療が必要な可能性があります。
まずは一度、歯科医院で相談されることをお勧めします。

□ 八重歯がある

八重歯は顎の動きをコントロールする犬歯が機能していない証拠です。

□ 寝起きに顎周辺が痛む or 重く感じる

歯並びにより顎の動きが妨げられている可能性があります。

□ 大きく口が開かない or 開けるとカクンと音がする

顎関節症が進行している可能性があります。

□ 上下の前歯の真ん中がずれている

顎が左右どちらかにずれている可能性があります。

矯正治療で目指すゴール

矯正治療は「歯並びをきれいにする」ことだけが目的ではありません。
むしろ、当院が最も重要視するのは「機能」です。
口腔が担う「咀嚼」や「発音」などの機能を最大限に発揮できる状態を目指し、矯正治療を行っています。
そして、その結果として見た目も綺麗な状態になっていきます。

多彩な矯正治療の選択肢

GUMMETALワイヤー矯正

矯正治療前
矯正治療中
約1.5年後

この矯正治療の特徴は
・非抜歯で矯正できる可能性が高い(詳しくはこちらから
・従来のワイヤー矯正よりも短期間で治療が終了する
・従来のワイヤー矯正よりも痛みが少ない
の3点です。

デメリットとしては、顎間ゴムをきちんとかけていただく必要があるため、ご自身での管理が非常に重要であることが挙げられます。
また、2週間〜1ヶ月に1度程度の通院が必要です。

インビザライン矯正

軽度なガタガタ
約半年で終了

インビザライン矯正はカスタムメイドされた透明のマウスピースを交換しながら、歯を動かしていく矯正方法です。

意外と知られていませんが、インビザラインシステムの歴史は20年以上に及びます。今やスタンダードな矯正治療の1つです。

インビザライン矯正治療のメリット
・透明で目立たない、取り外し可能な矯正装置
・治療のゴールを治療開始前に3Dデータで確認できる
・通院頻度がおよそ2ヶ月に1度
・リモート診療によりコロナ禍でも矯正治療が進められる

インビザライン矯正治療のデメリット
・装置の取り外しの慣れに個人差がある
・マウスピースの交換や清掃はご自身で管理していただく必要がある
・間食が多い方は取り外しが面倒になることがある

今だからこそ、脱・悪い歯並び

コロナ禍が続く中、時短やリモートワークで以前よりも自由時間が増えた方が多いのではないでしょうか?
その時間をチャンスに変えて、「忙しいから…」と諦めていた矯正治療を始めることも1つの選択肢だと考えられます。

歯並びを整えることは今後の人生をより楽しく豊かに整えることに繋がります。
美味しいものをしっかり噛んで味わえる、思いっきり笑えるなど、多くのメリットを人生にもたらしてくれるでしょう。
山道歯科医院ではスタッフ一同、あなたの笑顔と健康な生活を応援しています。
矯正治療でお困りのことがあれば、是非一度ご相談下さい。

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Tel: 0120-468-296

〒810-0001
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